
海外出張行ってばかりだし、転勤があるかもしれないけどそれを言ってると始まらないし、家に居る時はいい空間に居たいし、ということで、家、買いました。中古マンションを買って、リノベーション。間取り、壁、床など大幅に手を入れました。
LDK。床は無垢楢材のフローリング、壁はスイス漆喰。奥の棚があったところは元は和室。ウォークインクローゼットを抜けた向こうに寝室があります。
オーダーキッチン。ステンレス天板、ラワン材のパネルとカラータイル。横のパントリーを高床にして下をパイプスペースにすることで対面キッチンにできました。
寝室。憧れのベッド生活。奥のドアが塞がってるのは将来的に部屋を二つに仕切って子供部屋にするため。ていうか、元は二つの部屋だったのを壁を抜いて広い寝室にしたというべきか。
洗面所。タイルの色はパパの趣味。横のユニットバスのドアが透明強化ガラスなのもパパの趣味。
しばらくは週末別荘です。愛知お越しの際はホテル代わりにどうぞ。
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。主戦場はTwitterとFacebookですので、そちらもよろしくお願いいたします。
明日から仕事始めで、家族を実家に置いて、一人名古屋に帰ってきました。せっかくなので腰を落ち着けて、文章を書きました。長くて、しめっぽいですが、お暇な時にでも読んでください。
「さくらのこと、楓のこと」
ずっと、書こうと思っていて書けなかった話。でも、書いておかなければいけないような気がする話。
2009年夏、恭子さんが二人目の子供を身籠りました。予定日は翌年の4月。つわりは一人目のときよりも辛そうでしたが、しばらくは順調な妊娠生活でした。初冬、名古屋の産婦人科で何度目かの検診のときに、どうやら手足が短いのではないかと言われました。不安になって大きめの総合病院で診てもらうと、やはり短めだとのこと。その時点でイメージとしては「五体不満足」の乙武君の様な感じでした。おそらく普通には産まれて来れないこと、産まれてからも生活において大きな苦労をすることを覚悟しました。当時は埼玉の助産院で里帰り出産をする予定でしたが、そうなると助産院では産めないので、埼玉の総合病院で再度精密検診をしてもらいました。そして、手足が短いだけではなく、そもそも骨がきちんと育たない病気であり、肋骨が小さく、肺が膨らめないので、産まれてきても自力で呼吸が出来ずにすぐに死んでしまうであろうことを告げられました。産まれてもいないうちの死の宣告でした。長男知宏の、ちょうど2才の誕生日でした。
それからは、ただ静かな妊娠生活でした。恭子さんも、お腹の中で生きていられる間だけでも、赤ちゃんとの生活を、じっくりと、しっかりと、過ごしている様でした。
2月末、予定日には少し早めでしたが、とうとう破水が起きました。私も名古屋から駆けつけましたが、結局数日間は陣痛が来ず、陣痛促進剤を使って出産をすることになりました。3月2日でした。出産は普通の分娩室で、私も立ち会うことができました。赤ちゃんが小さかったこともありますが、恭子さんは上手に赤ちゃんを産むことができました。泣き声は、ありませんでした。産まれたばかりの、1kgにも満たない、小さな、手足の短い赤ちゃんは、お母さんの胸の上に抱かれて、一生懸命に息を吸おうとしていました。でも、呼吸は出来ませんでした。小さな、ビー玉の様な黒い瞳で、じっとお母さんを見つめているようにも見えました。私が知っている中で、間違いなく最高密度の生命でした。これ以上は無い、最高の、命でした。
そのまま、赤ちゃんは亡くなりました。出産の前に、先生から、産まれた後の延命措置は取らないことの念を押されました。我々夫婦は、それでいいと答えました。今でも、この答えが正しかったのか、時々迷うことがあります。本当はもっとやれることがあったのかも知れません。分かりません。ただ、そういう選択をしたという事実があるだけです。
赤ちゃんは女の子でした。死産にするか、出生後の死亡にするか、看護婦長さんに訊かれました。あんなにきちんと生き抜いた命を見た後で、この選択に迷いはありませんでした。赤ちゃんの名前はさくらにしました。本当に一瞬の生命の為に、生まれ、咲き、散っていった子に、ぴったりの名前でした。その後、出生届と死亡届を同時に出し、身内だけでさくらちゃんの葬儀もしました。小さな、か弱い骨は、焼くとほとんど何も残りませんでした。名古屋の家に小さな線香台を設けました。また家族三人の生活に戻りました。
2011年初春、恭子さんが三人目の子を身籠りました。女の子でした。秋、無事に元気な赤ちゃんが産まれました。地面に根を張り、じっくり、しっかり生きて欲しいと願いを込めて、名前は楓(かえで)にしました。大きくなって、さくらというお姉さんがいたことを知る時が来るでしょう。さくらちゃんの分まで生きろとは言いませんが、いなくなった人と対比されたり、親がいつまでもいない人のことを語ることを、不満に思うこともあるかも知れません。でも、やっぱり、さくらちゃんがいたということは受け止めて欲しいのです。知宏がいて、さくらがいて、楓がいるのです。そのことは知っていて欲しいのです。
長くなるのでこの辺にしましょう。支えてくれた、見守ってくれた皆さん、ありがとう。恭子さん、とも君、ありがとう。楓ちゃん、生まれて来てくれて、ありがとう。さくらちゃん、最高の生命を、ありがとう。 ただ、私がいる、そのことに、感謝を。
ブルーレイプレーヤー購入を機に、オールタイム映画マイベスト10を作ってみた。順位は特に関係無し。選考基準において「何度でも見たい」を重視したので、かなりベタで申し訳ない。リストアップして分かったのだけど、全てカタカナタイトルだった。
1.バック・トゥ・ザ・フューチャー (’85)
小学生のときに家にビデオデッキが来て、最初に借りたビデオ。マーティーに憧れて、友達からスケボーを借りて練習したな。テレビで放送するときはドクが「Back to the future!」と叫ぶとこだけ副音声で見たりして。好きなシーンを特に選べば、マーティーが未来に戻るシーン。タイマーが動き出さなかったり、電線が外れたりしてドキドキする非常にスピルバーグ的なカット割りが完璧。って監督スピじゃないけど。とも君が大きくなったら是非一緒に見たい映画。
2.ダイ・ハード (’88)
なぜジョンが裸足で戦うハメになったか、とか、最後パウエル巡査が銃を撃つことの重さとか、「バック・トゥ・・・」もそうだけど、伏線の綺麗な回収というのが好きなんでしょうね、私は。
3.ターミネーター2 (’91)
上の2作がシリーズを追う毎に駄目になって行くのに対し、「ターミネーター」は2が最高だと(個人的には)思います。1ももちろんいいけど。3以降は知らん。これも好きなシーンがありすぎるけど、やっぱりラストか。「泣きたい気持ちは分かった。泣くことは出来ないけどね」と言って、親指立てて死んでいくロボットのダンディズム、完璧。
当時レーザーディスクという代物で見てたのだが、LDは一枚に映画が収まり切らないので、途中でディスクを入れ替える必要があり、この映画は液体窒素積んでるトラックのおっさんが「大丈夫か?」とか言ってトラックから降りてくるシーンでディスクの入れ替えがあったので、テレビの放送とかで、そこのシーンで映像が止まらないのが却って不自然に感じてしまう。
4.ユリイカ (’00)
梅田の映画館で見た。白黒、長時間、エンタメ成分少なめ、だけど、見終わって、「これが映画だ」と打ちのめされたのを覚えている。好きなシーンは兄妹が自転車に乗っていて、兄が踏切で遅れた妹を待つ長回し。なぜか、好き。静かに只寄り添う。素晴らしいものはいつもすぐ横にあり、私が気付くのを待っている。光は綺麗。など、その後の自分の審美感覚にかなりの影響を与えています。私はバスはずっと青だと思って見てました。
5.天空の城ラピュタ (’86)
「カリオストロの城」でもいいのだけど、どっちかと問われれば同時代性でこっちかな。「40秒で支度しな!」から、シータ救出までの完璧さは、なんなんでしょう。駿さんもう一回こういうの作らないかな。
6.ロスト・イン・トランスレーション (’03)
恥ずかしながらこっそりと申し上げてしまうと、スカーレット・ヨハンソンが好きなのです、私は。最後、別れ際にビル・マーレイがスカヨハ嬢の耳元で何か囁いて、嬢を笑顔にさせるのですが、そしてその台詞は字幕がない(何を言ったか分からない)のですが、まあ、「あなたならこういう時に何と言う(言われたい)?」かを考えて置こうと思います。あと、こういう形の切ないサヨナラにどこか憧れがあるのかも知れません。「ローマの休日」とかも好きだし。あ、「カリオストロ」もだ。
7.カーズ (’06)
テレビ放送を録画したのをとも君が何度も見るので付き合って何度も見るのだが、何度でも見れてしまう。最後ドクの前でドリフト決めるシーンは涙垂れた。桃知さんが分析する様に、経済的な理由で時代に取り残された町が、マックイーンというトリックスターの出現で活気を取り戻し、逆にマックイーンも成長するという、街場、中景の映画として見ても非常に面白い。
8.ダークナイト (’08)
これも見た後に打ちのめされる系の深くて、面白い、アメリカの苦悩の映画。ジョーカーという理由の無い悪に、ただエンドレスに立ち向かう正義の苦悩、という構図はやなせ先生がずっと前からやってるけどね。ノーランは「インセプション」の時もそうだけど、ラストにタイトルを出すのがかっこいい。
9.インファナル・アフェア (’02)
アカデミー賞を取った「ディパーテッド」のリメイク元香港映画ですが圧倒的にこっちが面白いです。恥ずかしながらこっそりと申し上げてしまうと、私があこがれる男性像はこの映画のトニー・レオンだったりします。あと、上司役のアンソニー・ウォンと、2に出てくるフランシス・ンも好きです。笑顔素敵、でもちょっと悲しげ、な感じが共通項でしょうか。あと、アンディ・ラウは吉沼君に似てると思います。
10.リトル・ミス・サンシャイン (’06)
頭から尻尾の先までいい映画成分がたっぷり詰まったいい映画。何より色が綺麗。「ユリイカ」もそうですが、バスに乗って旅をして、声を取り戻す映画が好きなのでしょう。そういや「ユリイカ」も兄妹構成だな。しゃべらないのはこっちは兄だけど。お兄ちゃんはメッシに似てる。
以上、つらつら10個上げてみた。敢えて外したものや、思い出し忘れているものも(きっと)あるので、まあ、適当に入れ替わるかも知れません。ていうか言うほど映画見てないしね。
ワールドカップは無事に終わりました。
携帯電話の電池がもたなくなったのを機に、iPhoneに乗り換えました。携帯のメールアドレスも変わりましたので、連絡来ていないという方がもしいらしたら(すみません)nmnまでメール下さい。twitterも始めて、ネット引き蘢りから社会復帰しています。アカウントは「uehideyamao」です。
ともくんも今春から幼稚園です。
ワールドカップの組合せ抽選会を(録画で)見ていたら、日本の対戦相手が全て決まった瞬間にニュース速報が入り、「2010年ワールドカップの日本の対戦相手が決定。オランダ、デンマーク、カメルーンと同組」とのこと。いや、いまそれ見てるから。知ってるから。
で、決勝トーナメントに行ける行けないは別として、予選突破を目標に予選3戦を楽しむためには、グループ内で恐らく最も力の差が少ない緒戦のカメルーン戦で、「絶対にカメルーンに勝ち点3を与えない(つまり負けない)」ことである。ここでライバルに負けてしまうと、残りあと2戦で予選を勝ち抜くためには、自力他力(他試合)含めて、相当の奇跡が起こらなければいけなくなる。勝ち点3点、4チーム中上位2チームが決勝トーナメント進出制となったフランスワールドカップ以降3大会で、緒戦に負けても決勝トーナメントに進んだチームは3チームしか無いが、3チームとも残り2戦を2連勝し、しかも緒戦の相手が1位通過している。つまり緒戦に負けてしまうと、カメルーンと日本が1位2位通過という、ほぼありえない形でしか夢が見れなくなるのです。(ちなみに前回のドイツワールドカップで緒戦オーストラリアに負けてしまったのは、まさにその絶望の形である。同組にブラジルいるのに1位オーストラリア、2位日本は、よほどサッカーを知らない人しか見れない夢である。)というわけでとにかく緒戦は絶対に負けてはいけない。という報道を、日本のマスコミはまずしないね。背水の陣とか好きだからかな。
会社で履いてる安全靴の底がパコパコ剥がれてきて、転びそうになって危険。危険靴。
夕飯で入ったパスタ屋五右衛門で、サラダ付きのセットがレディースセットで大盛りのセットがメンズ(だったかな、とにかく男)セットだったのだが、今時そんなジェンダー決めつけはどうなんだ。おとこ一人飯でサラダ食べたいからレディースセット頼んだけど、余計な勇気が要求されたぞ。
あと、東芝の家電のコピーが最近「ママゴコロ家電」にいつのまにかなったのだけど、これも、「家事は女がしろ。しかも子供生んでママになれ」と言っちゃってるってことに、コピーを決めたひとたちは(多分)気づいていないんだろうな。わざとやってんのかな。
2週間の滞在中に文字通り休みなしという地獄の中国合宿も終わり、とりあえず落ち着いています。新製品の量産が立ち上がり、家電俳優細川茂樹に(いくら払ったか知らないけど)誉めてもらいました。
全部終わったらグアム行くどとかほざいていましたが、なんと恭子さんがご懐妊しまして来年の4月に2人目のご予定です。当然グアムは無し。恭子さんのつわりがなかなか酷くて来週末まで実家に帰っているので、しばらくは独身庶民謳歌状態です。3連休はだらだらとmixiアプリの倉庫番をひたすら解く。
「ミスト」 フランク・ダラボン:やばいです。一人暮らし状態になって直ぐにでかいゴキブリと格闘したばっかりなのでますますヤバいです。人も怖いけどやっぱ虫は怖いよ。ナウシカをいまのCG技術で実写化したら相当恐ろしい映画になるね。ネタばれになりますが、PG「小さい子持ちのお父さん」です。ていうか正直見なきゃ良かった。いい映画なんだけど、そこまでしなくてもって感じ。
「空気人形」 是枝裕和:こちらは文句なしにいい映画(R-15指定ですが)。連休中日に元同僚ヤマダ君と見に行く。いい歳した男二人でダッチワイフの映画を見に行くってどうなんだ?お話的にはよく出来た「世にも奇妙な物語」ですが、もうペ・ドゥナがただひたすらにかわいいのでそれだけで言うことありません。映画撮ってるヒトはみんな嫉妬するんじゃなかろうかと思うほど、どのシーンも完璧にかわいい。そして美しい。好きな人に息を吹き込まれて、次の日ハイテンションでバイト先に通うときに口ずさんでいたのは、ダフト・パンクの「ONE MORE TIME」か。日々の営みの中で浄と不浄が混ざりあって反転して、ゴミ捨て場に朝日が射したその光景を「キレイ」と言わせて、そこに完璧な説得力があれば、もうあとは泣くだけしかないじゃないか。今日出先でサントラを購入し、車で聴きながら帰ってきたのだが、家の手前で聴き終わらなかったので遠回りして全部聴く。夕暮れの田畑や森や工事現場がとても綺麗。いい映画は街の輝きをも変えてしまうのだ。
「ニッポンの思想」 佐々木敦
「一夢庵風流記」 隆慶一郎:「鼻の刑事」(←誤変換)じゃなくて「花の慶次」の原作。脳内映像では慶次郎はもちろん原哲夫画だが、重要人物の直江兼続が妻夫木になってしまうのはどうしたものか。
知君もお兄ちゃんになります。最近メキメキと言葉を覚えているようです。早期教育をしたがる親の気持ちが分かります。しないけど。
世の夫たちよ。
妻の服装を「ジェダイみたい」と言うのは、褒め言葉にはならないらしいぞ。
お盆返上中。今週は日曜から出勤していて明日も仕事なので、文字通りの月月火水木金金月月・・・となっている。さすがにきついので今日は午後から出勤。
ほぼ日矢沢永吉のインタビューより。
永ちゃんの言っていることはよく分かる。お金を一銭でもより多く稼ぐことが目的ではない、ってことはとうの昔に分かってる。生活できるだけあればいい。
できるのか?本当か?永ちゃん。
「色即ぜねれいしょん」みうらじゅん
「猟奇的な彼女」クァク・ジェヨン
来週からまた中国に行く。今年は盆休み返上で働かなければならない。おそらく振替え夏休みは、仕事が落ち着く10月くらいに取ることになるのだろうが、なんか、夏を取り返せとばかりに、グアムとかに行きたい気分になっている。仕事中にちょっと調べたら、グアム2〜3万くらいで行けるらしい。いいなあ、グアム。常夏だ。もう、仕事が手に着かないね。
とも君は「パンダコパンダ」に夢中。「♪ママ、ママ」と歌いながらDVDの箱を差し出す。
「魂のゆくえ」くるり
「ハピネス!」曽我部恵一BAND
「それでも恋するバルセロナ」ウディ・アレン
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」庵野秀明
「「新しい郊外」の家」馬場正尊
「イン・ザ・プール」奥田英朗
「チャットモンチー レストラン メインディッシュ」チャットモンチー
「ママはテンパリスト 2」東村アキコ
とも君、「ポニョ」も繰り返し見ています。
中国出張中。バカバカしいとは思いつつも空港用に一応マスクを買ったが、普段そんなものは着けないので、苦しくて、却って病気になりそうだったのですぐに外した。ちなみにマスク代は会社の経費で落ちる。
出張中に「ロスト・イン・トランスレーション」なんか見たら、ハマりすぎて危険かも、と思いつつ、DVDを鑑賞するも、主演のビル・マーレイがなんだか上海赴任中のお義父さんに似ているために、お義父さんの物語を見ているような微妙な感情移入の仕方になってしまう(別に、お義父さんが上海で「自分を見失っている」という訳ではありません、念のため)。映画としてはとても素晴らしい。21世紀版「ローマの休日」(旅先で恋をするけど最後は切なくも元の生活に戻って行く話)。昨夜早く寝すぎて4時に目が覚めたあと、眠れなくなってしまったので、2度目を鑑賞。スカーレット・ヨハンソンはちょっと冴えない感じの娘を演じるほうが魅力的なんじゃないだろうか。最後、ハグしているときにボブ(ビル・マーレイ)が何か囁いているのだが、字幕が出ないのは中国版DVDだからか。気になる。シャーロット(ヨハンソン)は涙を流したあと、すっかり笑顔になっているし、ボブはすごく「言ったった」的なすっきりした顔してるし。あと、サントラ欲しい。あと、会社までバスで移動するとき、外の景色をじーっと見つめてる。
写真は、近所に来ていた動物セラピーボランティアの馬に急に乗せられて大泣きする知君。ひとのこどもにトラウマを残して、何のセラピーだ。
連休も今日で終わり。明日出勤で、明後日は京都出張、明々後日が横浜で後輩の結婚式2次会で11日から中国というハードスケジュール。移動は好きなのでまあいいのだが、車で大阪まで往復した2日後くらいからかなり腰が痛いのが気になる。
マンションのゴミ捨て場にて。ベタな駄洒落もいいが、よく見ると「落とし物」の後に「?」が付いていて、そりゃ落とし物だろうよ。
MacBookWhiteが早くも届く。とは言っても中国行かない限り特に用途もないのだが。とりあえずリビングのソファーの上で無理矢理使ってみる。まあ、いい感じだ。これで傍らに入れたてのコーヒーでもあればオサレな感じなのだが、あるのはコープのヨーグルトだ。
明日より黄金週間8連休。まずは車で大阪へ行き、ねじまきのすけさんと会ったりイーハにランチに行ったりの予定。
名古屋市長選挙。今朝方まで誰が立候補しているかもろくに知らず。投票所の候補者リストに、「細川まさひこ」「河村たかし」と並んで書いてあり、これ、うっかり「細川たかし」と書いてしまう人が結構いるんじゃないかと余計なことを心配する。名古屋は民主党が強いところで、(多分)順当に河村氏が当確。
結婚祝いに頂いた電波時計が思いっきり狂っている。電池を入れ替えたらランプをピコピコ光らせて針がグルグルと勝手に動いて、さらに狂った時刻を指した。どんな電波を受信したのだ。
ゴールデンウィーク明けから中国出張ラッシュになるのだが、長期出張中は恭子さん&知君は実家に帰ってしまいチャットができなくなるので、さみしいなあ、じゃあ、従来中国に私が持って行っていたPowerBookG4を恭子さんの実家に持って行って、私は中国用に新たにMacBookWhiteを買えばいいじゃないか、という声が天から聞こえてきたので、ついさっきアップルストアで「ポチッとな」としてしまったよ。ああああ。
先週末、中国からの研修生6名をうちに招きいわゆるホームパーティーをした。Wiiと赤ちゃんに言葉は不要。近景−中景としての中国。研修生は明日早朝中国に帰る。すぐ会えるけど。
「あたらしい朝 (1)」黒田硫黄:硫黄さん復活していた。やっぱり抜群に面白い。2話の最初のページの構図、4話の水平線のベルタ、キムヒ、ユッケのアップ等々見所満載。マンガって面白いなあ。
「ママはテンパリスト (1)」東村アキコ:こちらは単純に大笑いできる面白さ。そして知君のいたずらを少し大目に見れるようになる。(か?)
「明日また電話するよ」山本直樹:短編集。傑作揃い。山本直樹のエロさは汗臭さだなあ。
あと、無沙汰の間に見たもの覚えてる範囲で。順不同。
「ダークナイト」:いわずもがなの傑作。アメリカだってちゃんと抑制の利いたものを作れるのだ。懐は深いのだ。
「ゴットファーザー」:1だけ。2、3はビデオに撮ってあるけどまだ見れてない。
「吉原御免状」隆慶一郎:網野善彦的面白さと池波正太郎的面白さのハイブリッド。松岡正剛もべた褒め。
「スラムドック&ミリオネア」:飛行機にて。あと007も見たな。
「孕むことば 」鴻巣 友季子
「告白」チャットモンチー:いいと思う。ドラムの子の背筋がピンとしてるのがいい。
「片腕マシンガンガール」:言うほどいいか?って気もするが。天ぷらハンドは笑える。
「マッチポイント」:スカーレット・ヨハンソン、好きかも。「ロスト・イン・トランスレーション」も見ときたいなあ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎:いまいち。右脳を使ってない感じがしてなじまない。
知君、スプーンを使ってヨーグルトを食べます。「おいちっ」って言います。壁画も描きます。
会社のWindows IEでリニューアルされたページを確認してみたら、素のフォントで書いたタイトル文字「4231」ががっかりするほど(そしてMac派としては心の片隅で軽くほくそ笑むほど)露骨に汚かったのでjpg画像に差し替え。やっぱりヒラギノ丸ゴシックだな、と特に他のフォントを試すでもなく決定。やっぱビールはスーパードライだな的安直さ。
唐突だがひとつ紹介しておきたいブログがあって、それは桃知利男という(個人的にはまったく面識がない)方の、名前はそのまんま「モモログ」というブログなのであるが、このひとは浅草という場所を足場にしてひたすら「街的なるもの」を擁護、保護、啓蒙宣伝、のべつくまなくしていて、この「街的」というのをかいつまんで説明するのがむずかしいのでなんとも困るのだが、要するに顔の見える関係の持つ不合理さを愛する、というかそれなくしては社会は営まれない、ということをレヴィー=ストロースや中沢新一や小田亮
や相馬君とはまた別の視点と語り口で説き続けていて、まあ、このブログを毎日読み続けていると、愛知のクルマ社会で感じる息苦しさの正体とか、中国で冷蔵庫をつくることの意味することとか、派遣切りを嘆きながらも百円ショップを利用してしまう矛盾やらがおぼろげながら見えてきて、同時にうちの会社が、会社の中だけで見ればとても「街的」であることに安寧を感じるから辞めるに辞めれなくなってしまい、でも少なくとも自分の立ち位置がクリアになっていく安心感を得ることはできたりして、とこのようにとにかく「街的」を説明しようとすると不合理で冗長でなんだか分からなくなるのが宿命なのだが、面白いから読んでみてとしか言いようがない。
興味を持たれた方は、とりあえず大阪の岸和田を足場に「街的」を擁護する江弘毅との「浅草・岸和田往復書簡」あたりから読むのが入門としてはいいのではないかとは思うが、これも十分長く、分かりづらいけど、でも面白いから読んでみてとしか言いようがないのだ。そして「街的」の概念が通じ合うひとと私はお話がしたいのである。
あけましておめでとうございます。
確かにどうかと思うような挨拶ですが、一応言っとかないと落ち着かないので。
現在中国出張中。今週末まで。ホテルで特にすることもなく、なんとなくのリニューアル。恭子さんは日記の主戦場をmixiに移したようなので、こちらは夫のみの一段組みに戻す。せっかく相馬君が「世に言うclearing問題」に取り組んでくれているのに申し訳ない限りだ。あと、フォントを大きくしてみた。老眼対策。というのはウソだが。これくらいの方が読みやすいだろ、普通に。
無沙汰の間にもとも君はどんどん育っている。今日は生まれて初めて髪を切り、有り得ない程にかわいくなっている。これは誘拐されてしまうよ。
まあ、髪を切る前だって有り得ないくらいかわいかったのだが。